Coden City
Coden Cityは、Aokashiが設立した最初のウェブサイトである。
概要
作品の制作、公開を目的に設立したウェブサイトである。Aokashiが設立したサイトの中で初めてのサイトで、WWA作品をメインに公開していた。TOWNも公開していたが、後にZeist Cityの開設に伴い、切り離された。
歴史
設立前
2008年頃から設立を予定していたものの、使用環境の制約によって実現出来なかった(詳細)。
設立
2年弱経った後の2010年1月31日にCompaq 6710bを購入。これにより、制作環境が整うことになる。
購入後はウェブサイトの作り方を学んだ。ホームページスペースは以前からABCオロチサーバーを検討していたが、当時は新規登録の受付を停止していたことから、@PAGESを使用することになった。
当時はHTMLのタグをそのまま入力するには敷居が高かったため、Seamonkeyを使用してウェブサイトを制作していった。Seamonkeyを使用した理由はホームページスペースの@PAGESの作り方でSeamonkeyを勧めていたからである。
シルバーの背景色の紺色の文字色を使用したシンプルなデザインだった。当時の製作方法は以下の通りだった。
- SeamonkeyのWYSIWYGエディタ[1]でウェブサイトの内容を記述する。
- 見出しが必要な場合は見出しのタグを使わず、見出し用の画像を添えて、文字を大きくした状態で見出しのテキストを書く
- 記述した内容全てに紺色を着色する
- HTMLコードを表示し、全てコピーする
- ウェブFTPでファイルを新規作成、コピーしたHTMLコードをファイルの内容に貼り付ける
- 1.〜5.を繰り返す
見出しタグを使わない、文字色は全て選択して着色するのは、ウェブサイトの作り方がまだ慣れていなかったからである。
2月2日にブログ「日常ロード」を設立した翌日、2月3日に公開した。後にリンク集を公開したが、ウェブサイトの勝手なリンクの貼り付け、リングタグの入れ忘れなど、トラブルが発生した。
メインコンテンツ制作
ウェブサイトを整った後は、WWAの作成を始めた。
翌月の3月にはWWA「依頼生活1章」を公開した。Aokashiが制作したWWAの中では初めての作品である。それと同時にTOWN「Selt County」を公開。brassiere原作の1.4だったが、機能の少なさに4ヶ月強しか継続しなかった。後にサイトリニューアルもし、大幅に変わっ た。
素材も公開したが「素材が公開できるか不安」ということからInfoseek iswebライト(現在はサポート終了)を導入、そこに素材を公開した。実はWWAのページまでもInfoseek iswebライトが使われていた。さらにはWikiも開設。3月の間で大幅なリニューアルを得たが認知度は少しだけだった。
4月には、エイプリルフールによる便乗、英棟市のベータ版の公開を行った。当時はベータ版ではなく普通に正式版と言ってたが、素材、場所の関係で遅れて正式版を公開した。
サイト改良
5月からはリニューアル、改良などを続けたが、TOWNの関係上、WWAの作成作業が手薄になった。
8月でABCオロチサーバーを借りてZeist Cityを開設(詳細)。TOWN「Selt County」の玄関口にあたるサイトである。@PAGESは.htaccessの制約を受けていたため、ABCオロチサーバーが使えることは大きなアドバンテージとなった。
2つのサイトを持つことから、両サイト共にコンテンツの重複が発生したことから、後にCoden Zeist 共通センターを設置。しかし、コミュニティコンテンツやリンク集などを利用する方々にとってアクセスが不便で、なかなか続かなかった。
9月にもサイトをリニューアル、見直しを行った。不便だった共通センターを廃止。これまでHTMLファイルそのままでサイトを公開していた「静的サイト」だったが、PHPを使用した「動的サイト」を初めて導入した。
リニューアルが落ち着いたところで、WWAの作成を開始した。崩れる床、洞窟脱出、英棟市正式版を公開。その「崩れる床」はキャラバンサークルの「WWAマップ投稿版」へ投稿した。
衰退
10月頃からCoden CityとZeist Cityのコンテンツを合わせたサイト「Road Works County」を開設した(詳細)。この時はベータ版での公開だったが、コンテンツが十分に整っていたことから、Coden Cityの更新頻度は落ちていった。
12月からは利用環境が故障し、Road Works County自体も更新頻度が落ちていった。翌年の1月7日にCoden CityはRoad Works Countyに吸収併合され、閉鎖することになった。
- [1]:太字、斜体、見出しなど、文字だけでなく、多彩な表現が使えるエディタ。リッチテキストエディタとも言う。